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小説ドラクエ3
ごはんの冒険

<ダイジェスト版>



このページのお人形は、『旅人の服あります』のとんぼさんが作って下さいました♪大感謝!




アリアハンの勇者、パエリア16歳。彼女はとても生真面目で、努力家な少女だ。

「上手くやれるだろうか……。いや、やらなければ。私は勇者なのだから」


左から、僧侶・カシス、魔法使い・セロリ、右端の戦士・ライス。3人の仲間を揃えたパエリアは、打倒バラモスの旅へと出発する。

「思っていたよりもキツイ旅だ……。だが、私は必ずバラモスを倒す。必ずだ!!」



パエリアをよく悩ませてくれるのが、戦士のライスだ。彼はパエリアの気持ちを知ってか知らずか、いつもパエリアを振り回す言動をする。
パーティ最年長ということもあり、頼りになる存在ではあるのだが……。

「パエリアのやつ、すーぐ怒るんだよな……怒っても良いから、殴るのだけは勘弁して欲しいぜ……。一撃で100ポイントは消費するからな、HP……。いくら体力が取り柄って言っても、なぁ……ヘタすりゃ即死だ」


「おいゴリラ!!(注:ライスのことらしい) いいか、パエリアにベタベタ触るなよ!! つーか口も聞くんじゃねぇ、分かったかこのエロジジィッ!!」

セロリはパエリアに恋をしている。それはもう随分昔から、長い間の片思いだ。セロリはルイーダの息子で、パエリアとは幼なじみである。物心ついた時には、既にパエリアが好きだった。本人に告白する勇気は、まだ無いのだが……。





道中、傷ついたライスを助けようと、駆けつけたパエリアに、ライスは……。

「いいじゃねぇか、たまには」
「……なっ…!」
「あぁ〜!! パエリアに何しやがる! ジジィッ!!!」



カシスはいつも笑顔を絶やさない、一見優しそうな僧侶である。

「ライスさん……今度やったら本当に殺しますよ」
にっこり


    「……」




「早く。一刻も早くバラモスを倒さなければ……!」

「……パエリア……」

「パエリアさん、あまり、思いつめないで下さいね」




小さな島で過ごしたある夜のこと。
セロリは今まで言えなかった想いを、パエリアに伝えようとする。


「なぁ、パエリア……」
「?」
「オレ……」
「……なんだ?」
「……アリアハンへ、帰ったらさ……」







いくつもの試練を乗り越え、とうとうパエリア一行は魔王の城へと辿り着いた。

「皆、最後まで、付き合ってくれるか……?」
「何言ってんだ、当たり前だろ!」
「当然ですよ」
「当たり前だ」

「ふっ……。勝つぞ!!」




長い闘いの末……
……4人を待ち受ける運命は……






そして。 パエリアの運命は……!?




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とんぼさんのお写真が余りにも嬉しかったので、連載も終了したというのに今更あらすじページを作ってしまいました(^^;
とんぼさんのページには、他にも美しい&可愛いドラクエキャラクターのお人形写真がたくさんありますvぜひ行ってみてくださいませ♪
旅人の服あります
とんぼさん、本当にありがとうございました♪



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