超・ネタバレです!!本編読了後にご覧ください!
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1.お二人のお名前と小説の題名、カテゴリをどうぞ。
「元備前の守の姪で、今は内大臣藤原時秀の娘の楓です」
「違うでしょう、楓。今は私の妻なんですから、肩書きは蔵人の頭の中将藤原幸宗の妻ですよ」
「!! そそ、そっか……。……、……です」(赤面)
「題名は『楓狩る夜の恋』です。舞台は平安時代中期……私たち二人の恋物語ですね」
「……」(ますます赤面)
2.お二人の知り合った経緯、元々の関係は?
「……えーっと、確か方違えで私が住んでた五条の方にいらしたんですよね?」
「あぁ、そう言えば。そんな事言いましたっけ」
「……?? 違うんですか?」
「あっ、いや! そう、そうですよ(滝汗)」(何か不味い事を思い出したらしい)
「??」
3.お二人の年の差、身長の差はどのくらいですか?
「そういえば幸宗さまっていくつですか?」
「二十歳です」
「じゃあ四つ違いですね。身長は……」
「楓は小さくて可愛いらしいですよ」
「! うーっ……あんまり嬉しくない……」
4.それぞれ第一印象を教えてください。
「突然他人の家に笛吹きながら現れてなんだコイツって……!」
「…………」
「あ、や、その……驚きました」
「私は可愛い姫だなぁって……ね……」(寂しげ)
5.告白したのはどちらですか? どんなセリフでしたか?
「それは私ですね。せっかくだから再現しましょうか」
「!! や、止めてくださいっ!!」
「どうして」
「だだ、だって、こんなトコでなんてちょっとあの……」
「姫……私は、あなた以外見え……」
「わーっわーっわーっ!!!!」
6.それを言った時のお気持ち、聞いた時のお気持ちは?
「……切なかったです。つれない返事しかくれないんですから……。あの時のあなたは冷たかったですね。……どんな気持ちだったんですか?」
「え……。正直に言うんですか……?」
「……やっぱり言わなくていいです」(涙)
7.ぶっちゃけ、他に一番好きな人がいたりしませんか?
「当然いません」
「……」
「!? ど、どうしたんですか、楓!?」(焦)
「私は男の人なんて兄上くらいしか知らないですもん……でも、幸宗さまは、他にもいるんじゃないですか……?」
「え……? ……ひょっとしてヤキモチですか?」(嬉)
「だって本当に頭の中将さまの噂は凄かったんですよ! 全部別れたって言ってましたけど、ひょっとしてまだ一人くらい……」
「何を言ってるんですか、そんな訳……(!)」(楓の伯母を忘れていた)
「!!! あぁっ!! やっぱりそうなんですね!」
「そんなことありませんって。今は楓ただ一人です」
「う〜」
「本当ですってば、信じてください、ね」(そっと髪を撫でる)
「……」(拗ねモード)
8.彼、彼女の性格で好きなところはどこですか?
「素直で楽しくて可愛らしいところです。……楓は?」
「え? 性格ですか? ……んー……。……うーん……」
「……。……そんなに悩まなくても……」
「……よく、分からないです」
「……やっぱり」(涙)
9.彼、彼女の性格で嫌いなところはどこですか?
「ありません」
「……んー……」
「……楓?」(びくびく)
「……恥ずかしい事を平然と言うことです」
「……それは直せないな……」
10.彼、彼女の外見(仕草や癖を含め)で好き嫌いはありますか?
「全て好きです。いつも私を挑発するので、困っているんですよ」
「し、してません!!」
11.お互いの理想には近いですか、遠いですか?
「楓が理想です」
「!!!」(口がきけない)
12.お付き合いはどのくらい続いていますか?
「思いが通じたのはつい最近ですね。私の片思いが長かったので」
「……鈍くてごめんなさい」
13.初デートはどこでしたか? どうでした?
「デート……。内大臣邸の竹林ですか」(笑)
「あっ、あんなデートがあってたまるかーっ」(怒)
「まぁまぁ……そのうちどこかに連れて行ってあげますよ」
「……本当ですか?」
「えぇ、湖(うみ)にでも行きましょうか」
「えっ! 湖……!? ……絶対行きます! 約束ですよっ?」
「はいはい」(笑)
14.初キスはどこでですか? どうでした?
「内大臣邸の楓の部屋です。……どうでした?」
「おっ覚えてませんっ」
「えっ! 忘れたんですか、酷いな……」
「だだ、だって、と、突然過ぎて、何だか良く分からないうちに……」
「じゃあ、忘れないようにもう一度ここでしましょうか」
「嫌ですっ!!!」
「……」(がーん)
15.ぶっちゃけどこまで行ってますか?
「それはもう……結婚しましたし。ね?」
「……」(耳を塞いで目を閉じている)
16.一番心に残っているプレゼントは何ですか?
「そういえば、私はあまり贈り物をしていませんね」
「してますよっ! 部屋に入りきらないほどの調度を贈ってきたじゃないですかっ!!」
「あぁ、そういえば。あの時は張り切っていたなぁ」
「……でも私……。贈り物じゃないんですけど、実は折れた龍笛が、一番宝物です」
「えっ、あれ、まだ持っているんですか」
「……」(うなずく)
「……」(じーん)
17.恋愛と結婚は同じ線の上にありますか?
「……違うと思ってたんですけど……」
「無理やり同じ線の上に乗せました」
18.お二人の結婚はいつ頃がベストだと思いますか?
「ついこの間やっとなんとか漕ぎ着けたんですよ、ね」
「……はい」
19.子供は男女何人欲しいですか?
「まだ考えられないです」
「出来れば姫が良いですね。いろいろと政治的な事もあるので……」
20.お互いのプライベートは守られていますか?
「私は四六時中一緒に居たいんですが、なかなかそうも行かないんですよ、現代は。しばらくは夜通って朝早く帰らないといけないんです……。はぁ……」
「守られてると思います」
21.どんな喧嘩をしますか? 喧嘩をしたらどうしますか?
「幸宗様があんまり恥ずかしい事ばっかり言うから……。隠れます」
「……ちょっと本気で探すの大変なんですよ……内大臣邸はかなり広いので」
22.彼、彼女はモテますか?
「もてます……」
「今はそれほどでもありませんよ。腑抜けになったと笑われています」
23.どこからが浮気だと思いますか?
「もし他の男から文を貰ったら破り捨ててくださいね。受け取ったら浮気ですよ」
「えっ……そ、そうなんですか」
「はい」(にっこり)
24.浮気をされたらどうしますか?
「相手の男を殺しに行きます」(にっこり)
「またそんな……! 私は、どうしよ……。一夫多妻が普通だから、あんまり文句言えないんですけど……やだな」
「浮気なんかしませんよ。安心してください」
「あ。兄上に言いつけます」
「……死刑宣告ですか」
25.別れを考えたことはありますか?
「ありません」
「……ないです」
26.死に別れてしまったらどうしますか?
「出家して、死ぬまで菩提を弔いますよ」
「私もそうします」
「楓……!」(感動)
27.生まれ変わっても一緒になりたいですか?
「はい」
「生まれ変わったら男になりたいんですけど……」
「えっ!!」
28.何か一つ思い出を語ってください。
「貴女が私を好きだと言ってくれた時の事は忘れられません」
「!! ……あ、あの時は、夢中で……っ、つ、つい、……うっかり……」
「う、うっかり……!?」
「……」
「そう言えば、私は貴女の口からはっきりとした言葉を聞いたのはあの時だけですよ」
「……そ、そうでしたっけ……?」
「そうです。……それをうっかりなんて……。……もう一度言ってください」
「……えぇ……っ、や、嫌です」
「……」(憮然)
「……あの、じゃ、後で……っ」(オロオロ)
29.お互いに、愛をささやいてください。
「……」
「……? あれ? どうしたんですか? 幸宗さま、得意分野じゃ……」
「たまには楓の方から囁いて欲しくって」
「えっ! や、嫌です」
「……」(がっくり)
「……」
「……はぁ」
「……」
「……はぁぁ」
「……」
「……はぁぁぁ」
「……あ、あの……耳、貸してください……」
(ごにょごにょ)
「楓……! 愛しています、この命が尽きるまで、いや、たとえ尽きようとも……!」
「わーわーわーわーっ!!!!」
30.最後まで読んでくださった方にひとことどうぞ。
「見せつけてしまってすみません」(にっこり)
「こ、こんなんですみません、ありがとうございました」
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質問配布元:
「Web小説カップルに30の質問」